------------------------------------------------------------------------------------------☆ Toshiba製 AUREX πMOS-FET パワーアンプ SC-Λ90F 点検・整備済み (LED仕様) ------------------------------------------------------------------------------------------1982年頃のヴィンテージなステレオパワーアンプです。_011SC-Λ99やSY-Λ88IIで培われた技術を基に、デジタルオーディオ時代に対応したアンプとして開発されたステレオパワーアンプ。新開発のコンプリメンタリー・パワーMOS FETを搭載しています。オーレックスが開発したこのパワーMOS FETはπ-MOSと呼ばれる2重拡散形構造を採用しており、高耐圧化を実現するとともに、高利得なほか、高速化が図られています。出力段のパワーMOS FETのソース抵抗に、Λ99でも使用した銅を抵抗体とするΛ抵抗を採用しています。これにより大電流が流れる経路は全て銅を使用した素子で統一され、異種金属が混じらないΛループ回路となっています。東芝Aurexブランド、最後のパワーアンプです。 アンプの詳しい仕様等はこちらをご覧ください。→ 出品にあたり、点検・整備を行いました。主な内容は、次のとおりです。(点検・整備といっても、人によって作業内容が異なりますので記載します。) ・内部清掃・ホコリ除去・防錆・前面パネル、背面パネル、操作ボタン類の洗浄・IPA除菌・RCA端子を研磨・清掃 (写真参照)・ACラッシュ電流制御用リレーと2つのプロテクトSPリレーは分解・清掃・銅箔スチロールコンデンサーは取り外して測定、正常性を確認して再取り付け・uΛ-II形Λコンデンサー、GUコンデンサーも、取り外して測定、容量を確認して再取り付け・一部の電解コンデンサを交換、ヒューズ抵抗交換・ハンダ劣化部を補強ハンダ・モーター駆動ボリュームを完全分解、VRの抵抗体ウェハーと摺動体を新品交換しています。・大型電解コンデンサ押さえ金具を再塗装・全基板のパーツ面は、IPAで清掃・管ヒューズを研磨・清掃 (電源部の3本)・±B電圧確認、DCオフセット調整、アイドリング調整・パワーメーター指示値を再調整・コキズがあったため、ケースは再塗装しています。 次の点がオリジナルと異なります。・大型ピークメーターの照明ランプをLEDに変更。 (当面、切れる心配はないかと思います。) ・電球ランプ時の色補正の青成分が残っているため、やや薄いブルーのかかった背景カラーとなっています。・オリジナルと同様、DIMMERスイッチで明るさを変更できます。・スピーカ端子を新しいものに交換しています。(写真9参照) これによりバナナ端子、太いSPケーブル(4mmまで)を使用できます。・直付けACケーブルを除去、新たにACインレットを取り付けています。配線の取り回しが向上します。(写真10参照)・新品ACケーブル附属します。 性能を客観的に判断するため、アナライザーで測定しました。(VP-7723B)・最大出力→(136W into 8Ω 1kHz)・歪率→(0.0078% into 100W 1kHz)・SN比→(117dB IHF-A)・残留ノイズ→(0.048mV) 使用感ですが・・・・・・(主観です)・モータードライブボリュームは正常に動作しています。・DIRECTもVARIABLEも正常に動作します。・広帯域でレスポンスが良く、明るく力強い印象です。・対数圧縮ピーク表示なので、VUメーターとは一味違ってもたつき感がなく、小気味よい表示をしてくれます。 40年ほど前のヴィンテージです。念入りに清掃しましたが、コキズ、ヨゴレ、変形等があります。写真では写しきれないキズ・ヨゴレ等もございます。音の通り道である有接点パーツは、すべて分解清掃または交換していますので、信頼性高く、安心して使用できます。良いアンプには、良いソースと性能にマッチした良いスピーカーが必要です。ご理解のうえ、入札をお願いします。 梱包は、手持ちのリサイクルのダンボール箱を使用します。 発送は、140サイズを予定しています。接続や取扱に関するサポートは行いません。基本的にノークレーム・ノーリターンでお願いします。 ----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------


（2023年 6月 17日 13時 20分 追加）メーター照明ですが、写真撮影の具合で実際より青が強く写っています。実際には、もっと青が弱い印象です。